私は日本近代の思想史を専門としています。思想史というと馴染みが薄いかもしれませんが、思想家の構想や言論を通じて歴史を考えるもので、ちょうど高校の「日本史」と「倫理」の両方を架橋するような領域といえるかもしれません。
具体的なテーマは研究課題についてを、主要な業績については著書・論文等のページをご覧ください。
大学の卒業論文以来、歴史学のなかでも日本の近代史を専攻し、明治時代の美学者である高山樗牛(1871-1902)の「文明批評」を読み解くことを通じて、日清戦争の頃における文化的なナ...
詳細な研究業績一覧はResearchmapをご参照ください。 単著 『帝国図書館――近代日本の「知」の物語』(中央公論新社、2023年<中公新書2749>) 『<憧憬>の明治...